JR東日本は2日、山手線に、これまでの技術開発成果を取り入れた次世代の新型通勤電車「E235系」量産先行車を投入すると発表した。
デザインコンセプトは「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」。車両前面には大きな窓や表示器を配置。人と人、人と社会を繋ぐ情報の窓を表現している。
優先席の増設・ベビーカーも安心「フリースペース」新設
現在の山手線車両「E231系」に比べて中間車の優先席を1両当たり3席増設し、併せて優先席の視認性を向上させる。
またまた車いすやベビーカーを安心して利用できるよう「フリースペース」を各車両に整備する。
中吊り広告が無くなり車内広告はデジタルへ
車内の側窓上の広告枠をデジタルサイネージ(液晶画面)化するほか、車両の機器状態の常時監視システム、環境負荷の低減など最新の技術を随所に取り入れる。
「E235系」は2015年3月頃に落成予定、走行試験を経て2015年秋頃から山手線で営業運転を開始する。
「E235系」の詳細やイメージイラストは、JR東日本公式ページで公表している。
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