鳥取県の智頭急行は2014年11月28日、京都・大阪~鳥取間を結ぶ特急「スーパーはくと」車両の車内設備を充実化すると発表した。荷物置き場、多目的室、モバイルコンセント、ウォシュレットトイレの新設などを行う。
主なリニューアル箇所は下記の通り。
荷物置き場の新設(1・5号車)
海外旅行客などの需要に合わせて、荷物置き場を1号車、5号車に新設。大型のキャリーバックを置くことができ、ダイヤル式のロック鍵で鎖錠が可能。
多目的室の新設(5号車)
赤ちゃんの授乳、おむつ交換や体調不良の方など多目的に利用できる「多目的室」を新設。
モバイルコンセントの新設
窓側席に、モバイル用のコンセントを新設。パソコンや携帯電話の充電が可能となる。(配線の都合上、コンセントのない座席もある)
ウォシュレットトイレへの変更
トイレの内装を更新し、便座はウォシュレット付きものに。また小便器は、小児にも使用しやすい床置き式に変更する。
2014年末から順次工事を進め、2015年度中には「スーパーはくと」(HOT7000 系)全車両(34両)の工事が完了する計画となっている。
画像提供:智頭急行
・「スーパーはくと」車内設備の充実について - 智頭急行ニュースリリース