東武鉄道は6月8日、東上線池袋駅の発車メロディを2015年6月14日より、クラシック音楽にリニューアルすると発表した。
東京芸術劇場など、多くの芸術文化資源がある芸術文化創造都市“池袋”の玄関口である駅にふさわしい、芸術文化振興の試みとして実施するもの。
「癒し」効果があるといわれるクラシック音楽を駅の発車メロディにすることで、多くの人が行き交う駅において、ひとときの癒しを感じてもらうことを目的とし、流麗なクラシック音楽のイメージを損なわないよう、アレンジ等は行わず原曲を再現することに努めたという。
また6月14日の使用開始当日は、リニューアル発車メロディのお披露目とあわせて、2008年6月14日より運転を開始した座席定員制列車「TJライナー」の7周年記念イベントも池袋駅構内にて開催、ミニコンサートや「TJライナー」乗客への記念グッズ配付などを行う。
リニューアル曲目詳細
1・2番ホーム
「ディベルティメント K.136より第一楽章アレグロ」
作曲:モーツァルト
(旧発車メロディ曲目:「Passenger」)
3・4番ホーム
「アイネ・クライネ・ナハトムジークより第三楽章メヌエット」
作曲:モーツァルト
(旧発車メロディ曲目:「Memoria」)
5番ホーム
「交響曲第6番『田園』より第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポ」
作曲:ベートーヴェン
(旧発車メロディ曲目:「時ジロウ20」)
発車メロディリニューアルやイベントの詳細は同社ニュースリリースに掲載されている。
・6月14日(日) 池袋駅 発車メロディがクラシック音楽に変わります♪ - 東武鉄道ニュースリリース
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