静岡鉄道はこのほど、静岡清水線に2016年春デビュー予定の新型車両について、外観カラーリングや形式名を決定し、第1号目の製造を発注したと発表した。
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形式名
新型車両の形式名は「A3000形」。この「A」については3つの意味が込められている。
- Activate(活性化する):更なる賑わいを創出し、沿線をはじめとする静岡清水エリアを活性化すること
- Amuse(楽しませる):乗ること、眺めることを通じて人を楽しませること
- Axis (軸):静岡清水を結び、これからの静岡市が目指すコンパクトシティの軸となること
第1編成は「A3001形」(モーター付き車両)と「A3501形」(モーターなし車両)からなる2両1編成となる。
外観カラーリング
コンセプト
shizuoka rainbow trains
~ひとつひとつが違う魅力をもち、集まるとさらに魅力的になる~
製造する12本の新型車両のうち、7本はそれぞれ静岡らしさを象徴する"レインボーカラー"で展開、残りの5本は、現行車両と同じ銀色ベースを予定している。
約4年後の同社創業100周年時(2019年度)に1つのラインナップ(7色の電車)が完成することを計画しているという。
7色の名称とカラーモチーフ
この「A3000形」は神奈川県横浜市金沢区にある「総合車両制作所」横浜工場で制作されるという。
画像提供:静岡鉄道
・静鉄電車 新型車両の制作開始について~制作会社、形式名、外観カラーリング決定~ - 静岡鉄道ニュースリリース
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