国内最大の53両展示!一足早く京都鉄道博物館に行ってみた【徹底紹介】

  • 公開 2016.04.01

【2016.4/3】記事更新・写真50枚追加


京都・梅小路に2016年4月29日グランドオープンする鉄道博物館「京都鉄道博物館」。開業を目前に控えたその館内、展示車両たちの様子をお伝えします。


「京都鉄道博物館」2016年4月29日グランドオープンへ 料金なども発表(2015/11/18記事)

京都鉄道博物館 内覧会

京都鉄道博物館とは?


京都鉄道博物館は、2015年8月に閉館した「梅小路蒸気機関車館」を拡大リニューアルの上オープンするもので、収蔵・展示される車両は53両にのぼり、展示車両数としては国内最大となります。


車両展示のみならず、来場者が体験・体感できる施設や、鉄道のしくみ・安全の取り組みなどが理解できる各種展示コーナーなども設けられ、敷地内には体験乗車用のSLも走行します。


実際に見学してみた


エントランス


「京都鉄道博物館」の入り口

「京都鉄道博物館」の入り口


「京都鉄道博物館」の入り口です。


京都鉄道博物館のエントランス

京都鉄道博物館のエントランス

京都鉄道博物館のエントランスをくぐり、いよいよ館内へ!



プロムナード


エントランスを抜けると、駅のホームをイメージした「プロムナード」が。0系新幹線などが出迎えます。


京都鉄道博物館 プロムナード

京都鉄道博物館 プロムナード


プロムナードでは1両ではなく複数両をつないで展示されており、今にも走りだしそう!








昔のブルートレインの食堂車「ナシ20」車内ではお弁当を販売。車内で食べることができます。





プロムナードを経て、いよいよ本館に入ります。


本館1階


エントランス


本館エントランスを入るとまず目に飛び込んでくるのがJR西日本を代表する車両。


京都鉄道博物館 500系・581系・489系

京都鉄道博物館 500系・581系・489系


流線型フォルムの新幹線「500系」、3段寝台電車「581系」、“ボンネット型”と呼ばれ特急として活躍した「489系」などの実物が展示されています。



入って右側には国産初の量産型機関車「233号」が。先日、国の重要文化財に指定されることとなりました。




「鉄道のあゆみ」


時代とともに駆けてきた鉄道の歴史と変遷を、実物・映像・写真などで分かりやすく紹介されています。


京都鉄道博物館「鉄道のあゆみ」

京都鉄道博物館「鉄道のあゆみ」




”高度経済成長を支えた人々が行き交った駅”の再現も。



「車両のしくみ」


鉄道車両の仕組みをあらゆる角度で知ることができます。機関車を線路の下から覗いて潜り抜けることができます。


京都鉄道博物館「車両のしくみ」

京都鉄道博物館「車両のしくみ」


また、車輪と綱引き、模型を使った連結器体験などさまざまな体験展示が用意されています。







「鉄道の施設」


鉄道の運行に欠かすことのできない、線路・踏切・信号などの設備やトンネル・橋などの施設、衝突を防ぐシステムなどを紹介。


京都鉄道博物館「鉄道の施設」

京都鉄道博物館「鉄道の施設」


実際に踏切を鳴らしたり踏切非常ボタンを押すといった体験をしながら、装置類の役割や正しい利用方法などを学べます。







「車両工場」


車両の保守点検を行う工場を再現。車両のメンテナンスの仕事を紹介します。


京都鉄道博物館「車両工場」

京都鉄道博物館「車両工場」


この線路は館外の実際の営業線とつながっており、現役で運行している車両なども臨時で展示される予定です。



北陸新幹線「W7系」のファーストクラス、グランクラスのモックアップも展示されていました。


本館2階


1Fの展示車両を見下ろす吹き抜け構造。「生活と鉄道」に関する展示エリア、運転シミュレータなど体験型展示を中心とした「運行の仕組み」エリア、そしてレストランや休憩所、キッズスペースなどがあります。


「列車に乗ろう」


京都鉄道博物館「列車に乗ろう」

京都鉄道博物館「列車に乗ろう」



自動改札機の一部が透明に!きっぷを投入口に入れてから取り出し口に出てくるまでの動きを見る事ができます。ただし一瞬なのでよく目を凝らして!




JRのきっぷ類を発券する端末「マルス」の模擬体験もできます。



「パタパタ」表示の発車票の設定・操作体験もできます。


「運転シミュレータ」


在来線と新幹線の運転を実際の運転士訓練さながらに体験できます。


京都鉄道博物館「運転シミュレータ」

京都鉄道博物館「運転シミュレータ」




制服や帽子も借りることができ、まさに運転士気分!



記念撮影コーナーもあります。


「レストラン」


250席の広くて開放的なレストラン。電車にちなんだオリジナルメニューも用意されています。


京都鉄道博物館「レストラン」

京都鉄道博物館「レストラン」



レストランからの眺めは(テツ的な意味で)最高ですよ!



ドクターイエローオムライス(画像提供:JR西日本)


「鉄道ジオラマ」


1/80スケール、30m×10mの巨大鉄道ジオラマです。模型運転を通じて鉄道システム全体を伝えます。


京都鉄道博物館「鉄道ジオラマ」

京都鉄道博物館「鉄道ジオラマ」


約20分かけて鉄道の一日をテーマに模型の走行が行われます。



模型車両の操作は手動運転。



「キッズパーク」


ファミリーや子供同士で遊べるスペース。鉄道や乗り物に関するおもちゃや絵本、知育玩具、室内遊具、子どもたちの興味を引く展示物やグラフィックなども用意されます。


京都鉄道博物館「キッズパーク」

京都鉄道博物館「キッズパーク」


「複数の列車をコントロールする」


列車の運行を制御する指令所の役割を紹介。指令所で行われている仕事を体験することもできます。


京都鉄道博物館「複数の列車をコントロールする」

京都鉄道博物館「複数の列車をコントロールする」



「列車を安全に走らせよう」


列車を安全に運行するための「ATS(自動列車停止装置)」や「ATC(自動列車制御装置)」の役割としくみを、模型を使った運転体験を通じて知ることができます。


京都鉄道博物館「列車を安全に走らせよう」

京都鉄道博物館「列車を安全に走らせよう」



「鉄道と文化」


食・趣味・映像・音楽・文学・絵画という6つのテーマを通じて鉄道と文化のかかわりを紹介。



「物を運ぶ」


鉄道は人のみならず「物」も運びます。貨車や貨物駅、物流システムがいかに発達してきたのかを紹介。



「関西の鉄道」


関西の大手私鉄各社と京都周辺の交通の歴史と特徴などを紹介しています。



トワイライトプラザ


1914年に建設された2代目京都駅のホーム上家を再利用した空間に、引退した寝台特急「トワイライトエクスプレス」など貴重な車両が展示されています。


京都鉄道博物館「トワイライトプラザ」

京都鉄道博物館「トワイライトプラザ」




トワイライトエクスプレスはランプが灯っていました。



連絡デッキ/SL第2検修庫


本館2階から延びる連絡デッキからは眼下に扇形車庫の蒸気機関車群を望めます。


京都鉄道博物館「SL第2検修庫」

京都鉄道博物館「SL第2検修庫」


またその反対側にはガラス越しにSLの点検などの様子を見ることができます。


扇形車庫


国の重要文化財に指定されている扇形車庫と転車台。ここには蒸気機関車(SL)20台が保存・展示されます。


京都鉄道博物館「扇形車庫」

京都鉄道博物館「扇形車庫」


機関庫はまだ整備中で、SLたちは付近に”縦列駐車”中でした。蒸気機関車の現役時代を彷彿とさせます。



SL乗車体験(SLスチーム号)


本物のSLが牽引する客車に乗車することができる「SLスチーム号」。往復1kmを約10分間で走り、旅気分を味わうことができます。


京都鉄道博物館「SLスチーム号(客車)」

京都鉄道博物館「SLスチーム号(客車)」


スカイテラス


本館3階に明るく広々した屋外展望デッキがあります。JR京都線・嵯峨野線・東海道新幹線に面しており、絶好のビュースポットです。


京都鉄道博物館「スカイテラス」(2015年12月撮影)

京都鉄道博物館「スカイテラス」(2015年12月撮影)


(2015年12月撮影)


鉄道のみならず、京都タワーや東寺五重塔なども一望できます。


旧二条駅舎


現役時代は日本最古級の木造駅舎と言われていた「旧二条駅舎」。駅舎の中にはミュージアムショップがあり、おみやげなどを買うことができます。


京都鉄道博物館「旧二条駅舎」

京都鉄道博物館「旧二条駅舎」


「京都鉄道博物館」は2016年4月29日(金・祝)にグランドオープン。



入館料金(個人)は一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学・小学生500円、幼児(3歳以上)200円(いずれも税込)。

アクセスは、JR京都駅から徒歩約20分または市バス約10分です。


京都鉄道博物館公式キャラクター「ウメテツ」

京都鉄道博物館公式キャラクター「ウメテツ」


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撮影:福岡誠(特記を除く)
取材協力:JR西日本


京都鉄道博物館 - 公式ホームページ



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