突然ですが『鉄道カラオケ』なるものをご存じでしょうか…?
電車の前面映像と車内アナウンスなどのテロップをみながら運転士や車掌の気分が味わえるもので、JOYSOUNDで4社26区間分が配信されています。
その鉄道カラオケを『よりリアルに体感してもらうための部屋』が登場したということで、早速行ってみました。
向かったのはJOYSOUND品川港南口店。品川駅港南口から徒歩4分です。
エントランスには京急電鉄のマスコットキャラクター「けいきゅん」のパネルが。
早速「京急電鉄カラオケルーム」へ。
…どの部屋か一瞬で分かりますね。
ドアを開けると・・・おお!本物の京急グッズで溢れた空間が広がります。
この部屋は「KEIKYU車内体感ルーム」で、本物のクロスシートや網棚・吊り革が設置されています。
部屋のドア付近には車掌がドアを扱うスイッチ類の部品が。車内広告もあります。
部屋の奥には、方向幕などがドーンと展示されています。目の前で見ると大きかったです。
いきなり広報担当の方に「鉄道カラオケ、体験してみませんか?」と言われ、アタフタ。
気づいたらもう京急編が再生予約されていました。
えっ、マイクは普通のマイクを使えばいいの…?
いやいや、このルームでは本当に京急で使われていた車掌用マイクが使えるのです。
モニターの上には、本物の車内スピーカーが。これと繋がっているので本当に車内放送の音質で楽しめるのです。
マイクは、右側のボタンを押している間だけスピーカーと繋がります。コツはマイクと口を結構近づけたほうがいいそうです。
ドキドキ・・・・
流れる音は電車の走行音。車掌や運転士のセリフが、まるで歌詞のごとくテロップで出てきます。
「京急をご利用くださいましてありがとうございました~」
最初は緊張しましたが、だんだん楽しくなってきました。
英語(自動放送)もあるんかい!!!
ちょっと休憩。企画期間中、京急の人気車両カラーをイメージしたノンアルコールドリンクが3種類販売されます。
ドリンクを注文するとそれぞれの色のコースターも付いてきます。
さらに、3日前までの事前予約限定でオリジナル駅弁も販売されます。
せっかくなので『鉄道カラオケ』シリーズを企画した担当者さまにも歌って頂きました。
今回このような部屋ができたことについて『感無量です』。この部屋をきっかけに、もっともっと鉄道カラオケの存在を知ってほしいとのことでした。
ちなみにお子様が鉄道カラオケをやると止まらなくなる子もいるとか…
もう少し部屋の中を見回してみましょう。つり革も本物。
扇風機もありました。これは展示のみで動かないそうです。
荷棚は本当に荷物を置けます。が、帰るときは『お忘れ物』にご注意を…(笑)
部屋を出るときは、左右指差し確認!
京急電鉄カラオケルームはもう1部屋あります。
京急のホームでおなじみの乗車目標ステッカー。
そしてドアが開いた瞬間、「オォ~」の歓声。
この部屋は「リアル運転士・車掌体感ルーム」。
正面に液晶を挟んで左右の壁面に車窓風景が投影され、ものすごい迫力です!
照明を暗くするとこんな感じ。さらに車窓が強調されます。
運転台や、先ほどの部屋同様本物の車掌マイク&スピーカーも完備。前方はステージになっています。
ソファの代わりに本物のロングシートを完備。
この部屋では、京急の社員の方に鉄道カラオケをデモンストレーションして頂きました。
もと車掌の方ということで安定感抜群!その様子を動画でもどうぞ。
もと車掌の方によれば、テロップの台詞は実際の車内放送と全く同じとのこと。
スピーカーも本物なので、『少しこもった独特の音質も全く同じ』だそうです。
左右の車窓は京急の実際の景色の撮り下ろし。
映像を見て『あ、今○駅と○駅の間ですね。』 …さすが元車掌さん!
『この部屋、ちょっとしたギミックがあるんですよ。』
なんと運転席が回転。
みんなと向かい合って歌ったり飲食したりすることもできるのです。
もちろん、『鉄道カラオケ』以外の普通の楽曲もこの部屋で楽しむことができます。
文章と写真だけだとなかなか伝わりにくいかもしれませんが、実際行くとすごい臨場感ですよ!
この京急電鉄カラオケルーム企画の実施期間は2017年7月20日から半年を予定。
部屋の利用は予約が必要です。直接「JOYSOUND品川港南口店」(03-5495-7064)に電話で問合せ・予約がオススメです。
京急電鉄カラオケルーム企画の詳細はJOYSOUNDキャンペーンサイトに掲載されています。
非日常空間かつフォトジェニックな空間で、鉄道カラオケあるいは普通のカラオケを楽しんでみてはいかがでしょうか!
【動画】
リンク
記事内に掲載の情報は全て取材・旅行地点のものです。
撮影:福岡誠
・@tetsudoshimbun - 公式Twitter
・鉄道新聞Facebook - 公式Facebook