2019年1月23日、JR四国の新型特急型気動車「2700系」がお披露目されました。その様子を写真を中心にレポートします。
「2700系」って?
予讃線・土讃線・高徳線で使用している主力ディーゼル特急車両「2000系」の置き換え用車両で、最高運転速度は130km/h。傾斜角5度の振り子装置を搭載しています。
外観
車内
シートは、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機構を採用。各座席にはコンセント・ドリンクホルダー・コートフック等を設置したほか、テーブルも大型化を図っています。
JR四国によると、土讃線特急「しまんと・南風」を主に置き換える計画で、今回完成した4両は量産先行車両ですが、量産車両も大きくは変わらない見込みとのこと。中間車を作るかは未定ですが「グリーン車」は作る予定とのことです。
また「2700系」は従来車「2000系」や特急うずしお用「2600系」とも併結はできないとのこと。
新型特急形気動車「2700系」は2019年秋頃デビュー予定となっており、通常デビュー開始前に、同社「2600系」のように記念列車を走らせたいと考えているとのことです。