【2023追記】
・JR東日本の新幹線(「はやぶさ」「かがやき」などの定期列車)でアイスクリームとホットコーヒーの販売が再開されています。
・JR東海の新幹線(「のぞみ」「ひかり」)のワゴン販売は2023年10月31日をもって終了となり、グリーン車のみモバイルオーダーとなります。
【2019/5/28一部更新】
2019年に入り、JR各社(北海道・東日本・四国・九州)が相次いで『車内販売』の「縮小」に関するリリースを発表しました。
ここで一旦、JRの旅客鉄道6社の2019年の動きを整理してみます。
【追記】結論の一部を先に書いてしまいます。東海道・山陽新幹線の車内販売営業列車ではこれまで通りお弁当やアイスなども買えます(2019年6月現在)。
JR北海道
- 2019/3/15をもって北海道新幹線区間(新函館北斗~新青森)の車内販売を終了
- 2019/2/28をもって「スーパー北斗」(一部列車)車内販売を終了(=在来線特急すべて車内販売終了)
JR東日本
- 2019/3/15をもって新幹線・在来線特急一部列車の車内販売を終了
- 販売継続する列車もお弁当・デザート(アイスクリーム)などの販売を終了
- 北陸新幹線「かがやき」「はくたか」は現状維持→【2019/5追記】6/30をもって北陸新幹線もお弁当・デザート(アイスクリーム)などの販売を終了
JR東海・JR西日本
- 執筆地点で2019年の車内販売の変更に関する発表は無し
- 両社ともすでに在来線特急の車内販売は無く、JR東海は新幹線(一部列車除く)のみ、JR西日本は新幹線(一部列車除く)・SL列車のみ
JR四国
- 2019/3/15をもって在来線特急の車内販売を終了
- 「ゆうゆうアンパンマンカー」「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」のみ継続
JR九州
- 2019/3/15をもって九州新幹線の車内販売終了
- 在来線一般特急の車内販売はすでになく、観光列車は販売継続
…と、こんな感じで、特に2019年は全国的にかなりの縮小傾向になっています。
どうして縮小傾向に?
各社が挙げている理由は主にこの2つです。
- 乗車前に購入する乗客が増え、車内販売の利用が減少している
- 人件費高騰・人材確保の困難
これからの車内販売ポイントまとめ
最後に、2019年現在これからの車内販売のポイントをまとめます。
- 基本的に新幹線(東海道・山陽新幹線で現在車内販売がある列車を除く)・JR在来線特急に乗る際、お弁当・飲み物が必要な場合は事前に駅構内・ホームの売店や自販機などで購入することになるので注意
- 一方、観光列車やイベント列車は引き続き車内販売実施傾向にある。
- 東日本(東北新幹線など)では、車内販売一部とりやめや品目見直しにより、2019年3月16日以降はアイスクリーム(いわゆるシンカンセンスゴイカタイアイス)も消える。
- JR東海・JR西日本は現地点で特に車内販売の変更に関する発表はないので東海道・山陽新幹線の車内販売営業列車ではこれまで通りお弁当やアイスなども買える。
※掲載の情報はすべて記事執筆時点の情報です。
新幹線・JR特急の車内販売のシンカンセンスゴイカタイアイス。どうやって攻略しますか!?(2018/09/18記事)
新幹線車内で注いでもらう『お店のような生ビール』限定登場!体験してみた(2019/02/06記事)