2019年6月19日、名古屋のリニア・鉄道館にN700系がお目見えしました。その様子を写真を中心にレポートします。
どうしてN700系がリニア・鉄道館に!?
試験車の役目を終えたN700系量産先行試作車。引退に伴い、リニア・鉄道館7形式目の展示新幹線として3両が屋外に展示されることになったのです。
深夜に陸送で到着した先頭車両、宙に浮く!
今回は、深夜に陸送された先頭車両がリニア・鉄道館に到着、カバーを取り外し車体を仮設台に移設、車体を台車に設置される様子がお披露目。
カバー(ブルーシート)を取り外し
陸送されてきたN700系.深夜3時50分ごろ、リニア・鉄道館に到着しました。
ブルーシートを外す準備が始まりました。
このブルーシート、新幹線専用のブルーシートで、巨大な1枚モノだそうです。
こんなに大きいブルーシート、どうやって外すのかと思いきや…
クレーンで持ち上げた!
だんだん姿を現します…
N700系がリニア・鉄道館に姿を現しました。
仮設台に移設
いよいよ車体を吊り上げます。まずは仮設台へ。
N700系新幹線、宙に浮く‼️
車体側に、台車と接続する部品を取り付けます。
準備完了!
車体を台車に設置
そして吊り上げて、いよいよ台車へ。
再び宙に浮く!
もう少し…!
台車に載る寸前で、入念なチェックと微調整が続きます。
慎重な作業で無事台車を履きました。
反対側はこんな感じです。
さらにアップで観察しちゃいます。新幹線の連結面側はなかなか見られないですからね~。
なかなか見られない、東海道新幹線の連結器カバーの中。連結器の下には、このN700先行試作車にしかない丸いライトがまだ残っています。
なお、リニア・鉄道館ではカバー(オオイ)をした状態で展示となりますが、イベントで開ける計画はあるそうです。その時は見られるチャンス!
この車両は試験専用で、乗客を乗せることはありませんでしたが、ロゴマークを見ると小さなAがあり「N700Aタイプ」化改造されています。
公開時は台車カバーをつけるそうなので、台車が見えてる状態は貴重かも!?
いつから見られるの?
この3両は常時車内の見学ができるほか、飲食もOK。2019年7月17日より展示開始されます。
リニア・鉄道館は『EXご利用票』で安くなる!
ちなみに前日・当日の名古屋駅着のエクスプレス予約(東海道・山陽新幹線ネット予約)の「EXご利用票」または「ご利用票兼領収書」を提示するとリニア・鉄道館の入館料が割引になるのをご存知でしょうか!?(通常の入館料から大人200円、小中高生・幼児100円引き)。ご参考までに!
N700系とその量産先行試作車、『細かすぎる』違いとは?(2019/07/17記事)
時速360km!東海道新幹線N700S試運転に乗ってみた(2019/06/06記事)