2021年2月21日、東京メトロ有楽町線・副都心線用の新型車両「17000系」が営業運転を開始しました。
動画(1分15秒)
東京メトロ「17000系」って?
約45年にわたり活躍している東京メトロ有楽町・副都心線「7000系」に代わる新型車両で、副都心線開業15周年・有楽町線開業50周年に向け投入します。
デザインは従来の7000系や10000系を連想させるような丸型のヘッドライトを採用、車内は同線のラインカラーの色彩に同調させたものとなっています。
「17000系」では全号車にフリースペースを設置。また車両の床面高さを従来より低くし、車両とホームの段差を低減しています。
万一脱線した場合にも自動で列車を停止させる脱線検知装置の搭載や、総合指令所などから走行車両の機器状態をモニタリングするシステムを搭載。さらなる安全・安定運行を実現します。お披露目時のレポートもぜひ併せてご覧ください。
新木場駅からデビュー
1番列車は、新木場駅7時21分発の和光市行き。新木場駅では駅務管区長が出発合図を送りました。
東京メトロの担当者によれば今回の導入を皮切りに、2021年3月には2編成目がデビュー、そして2022年度までに全21編成180両が導入され「7000系」を置き換える予定となっています。