2021年6月2日、東京メトロ半蔵門線用の新型車両「18000系」がお披露目されました。
既に車両の概要やお披露目の様子は当日レポートをお届けしていますが、外観だけでなく車内も『紫』に統一されたそのデザインは鉄道ファンのみならず、SNSでさまざまな方から反応がありました。
東京メトロ半蔵門線の新型車両、「18000系」、ラインカラーの紫色の車内になっています。
— 鉄道新聞®︎ (@tetsudoshimbun) June 2, 2021
18000系は2021年8月にデビューとのことです! pic.twitter.com/6jRanJhqkX
ココまで紫だけに振り切った車内も珍しく『可愛い』という声や、「紫」という色から、例えば“推し”の(応援している)音楽グループ・アイドルグループ、グループメンバー、タレントなどのイメージカラーや、SFアニメ作品などを連想し、親近感を覚えた方も多かったようです。
実際の車内をよく見てみると、単色の紫ではなく床から天井にかけて、いろんなトーンの紫色が使われていることが分かります。
色々な紫を集めた意味合いについて、東京メトロの担当者は『半蔵門線は、渋谷・表参道・大手町・清澄白河・押上(スカイツリー)といった、古くからの街、そして開発された新しい街も通ります。沿線に住む方の生活を支えたり通勤通学・ビジネス・観光でいらっしゃったりと、様々な方に、様々な目的で使って頂きます。』
『その方たちが、いろんな「紫」のイメージを持っていると思いますので、皆様が持たれている"紫"を半蔵門線に配色したら面白いんじゃないか、ということでトーンオントーン(色々な紫)という形で車内をまとめさせて頂きました』とのことです。
この紫の半蔵門線新型車両「18000系」は、2021年8月にデビュー予定。初めは本数も少なく『乗れたらラッキー』な車両ですが、順次本数を増やしてゆく(2025年度までに19本搬入)予定です。
半蔵門線「18000系」の概要や詳しい写真は、お披露目レポート記事もぜひ併せてご覧ください!
少し前に東京メトロ有楽町線・副都心線にデビューした新型車両「17000系」の車内は、座席が有楽町線イエロー、つり革は副都心線ブラウンになっています。