2021年6月2日、東京メトロ半蔵門線用の新型車両「18000系」がお披露目されました。その様子を写真を中心にレポートします。
18000系って?
約40年にわたり活躍している東京メトロ半蔵門線「8000系」に代わる新型車両です。
デザインは従来の8000系や08系の端正な表情を受け継ぎ、車内は同線のラインカラーの色彩に同調させたものとなっています。
18000系では全車両にフリースペースを設置。また車両の床面高さを従来より低くし、車両とホームの段差を低減しています。
万一脱線した場合にも自動で列車を停止させる脱線検知装置の搭載や、総合指令所などから走行車両の機器状態をモニタリングするシステムを搭載。さらなる安全・安定運行を実現します。
18000系お披露目の様子
「18000系」外観
従来の8000系や08系の端正な表情を受け継ぎ、直線的なヘッドライトを採用。車端上部に車いす・ベビーカー利用の乗客にフリースペースの位置が分かりやすいようサインを掲示しています。
「18000系」車内
ラインカラーの色彩に同調させたデザインで、連結面・座席横の仕切り・荷棚には透明な強化ガラスを採用し、開放感ある車内になっています。
車内乗降ドア上には液晶案内装置を設置。また犯罪行為の未然防止に備え、車両内へセキュリティカメラを搭載しています。
いつから乗れるの?
半蔵門線新型車両「18000系」は2021年8月より順次デビュー予定、8000系車両を全て置き換え、全19編成190両を2025年度までに搬入完了予定となっています。