2021年10月30日、花巻から釜石までSL銀河に乗ってきました。
その後、釜石駅前にある「ホテルフォルクローロ 三陸釜石」のSL銀河ルームに泊まってきましたので、その様子を写真でレポートします。
「SL銀河ルーム」は、SL銀河と同じくKEN OKUYAMA DESIGNがデザインプロデュース。果たして、どんなお部屋なのでしょうか…!?
ホテルフォルクローロ三陸釜石へ
JR釜石駅を出ます。SL銀河が描かれて可愛い♪ 出て右に進むと…
すぐ真横にあるのがホテルフォルクローロ三陸釜石です!
JR東日本 盛岡支社 運輸部 事業課の村田 志織さん(写真左)、今回ご案内頂く支配人の琴畑 寿さん(写真右)です。宜しくお願いします!SL銀河が運行する日は、ホテルオリジナルの大漁旗を振って釜石駅でお出迎えするそうです♪
コンセプトルーム「SL銀河ルーム」
コンセプトルームは扉から他のお部屋と異なります。存在を知らずに宿泊した人は、「あそこは何か特別な部屋なの?」と、この扉を見て驚くそうです。
SL銀河2号車と同じデザイン、射手座の扉を開いてさっそく入ってみましょう♪
赤じゅうたんもSL銀河と一緒!
この磨りガラスは…!SL銀河の「楢の木」のデザインと同じ物です。SL銀河の車内を彷彿とさせるパーツがそこここに散りばめられています。
窓の外を見てみると…おお、釜石駅のホームが見えます♪しかも、ちょうど駅名標の位置です。タイミング良く三陸鉄道が入線してきました。これは一晩中眺め続けられそうです♪
壁紙もSL銀河の客車側面と同じ白鳥座・楢の木・もみの木の柄。格子も車内の梁を思い出すデザインです。
ルームウェアは、就寝時だけではなく7階大浴場に行く際にも着用できます。
豪華なソファーは座り心地も素敵。宮沢賢治の時代をコンセプトにということですが、かなり上流な感じの雰囲気です。
壁にはSL銀河車内にもあった宮沢賢治作の絵、SL設計図、デザイン画などが。
先程降りたはずのSL銀河にまだ乗ってるみたい!じっくり眺めることができます。
ここも見所!湯上がりラウンジ
支配人の琴畑さんが、「見どころポイントがあるので、暗くなる前に行ってみましょう」と7階に案内してくださりました。
7階にある湯上がりラウンジのテラスからは、釜石のシンボルである釜石製鉄所を見ることができます。遠くに海と釜石大観音もちょっぴり見えています。
目線を下にやると…SL銀河の客車がホテル側のホームに戻ってきました。
車庫で整備中の機関車も見えます。ここはSL銀河を見る穴場スポットでもありますね!
部屋に戻り、外も暗くなりました。ふと、窓の外を見てみると…
わあ!目の前にSL銀河の客車が!
運行日はホテル側のホームに夜間滞泊するため、まるでSL銀河の客車と添い寝している気分♪(滞泊しない場合もあります。)
ずっと眺めていられる…ちなみにこのドア横の絵柄「カラスウリ」は、『銀河鉄道の夜』で子どもたちが灯りとして持っている灯籠のようなポジションの植物です。
「SL銀河ルーム」への思い
『SL銀河の中に宿泊しているような空気感を楽しんでいただければと思っています。JR釜石線へも三陸鉄道へもどちらでも便利ですので、三陸観光の拠点として列車での旅にご利用ください』と支配人の琴畑さん。
隠れ見どころポイントも教えて頂きました。『気付かれにくいですが…部屋のあちこちにいる猫のオブジェ、特注品なので、じつはココとSL銀河でしか見られないんです!』
もう一つのコンセプトルーム
もう一つのコンセプトルームも見せて頂きました。扉には白鳥座が描かれています。
コンセプトは同じですが、テーブルや椅子など設備に若干の違いがあります。
もちろんこのお部屋もトレインビューです!
釜石で迎えた朝。筆者は近くの市場で美味しい海鮮丼を食べて、この日の釜石発花巻ゆきSL銀河にも乗りました。
"SL銀河"にどっぷり浸った2日間でした。
どうやったら泊まれるの?
ホテルフォルクローロ三陸釜石のコンセプトルーム「SL銀河ルーム」は2室のみとなっており、ホテルの公式サイトもしくは電話での予約となります。
空室状況等はホテルに直接お問合せください。