東京の日暮里~見沼代親水公園間9.7kmを結ぶ新交通システム「日暮里・舎人ライナー」に2015年10月10日デビューする新型車両「330形」がこのほどお披露目されました。
従来車両「300形」(写真左奥)から大きくデザインが変更に。
LEDの前面ランプ類は中央部に集約配置され、無人運転を行う都市交通の先進イメージを表現。
色は、シンボルカラーのグリーンとマゼンタを大胆に両端部に配置し、側面には縦縞のストライプを用いています。
車内座席は全てロングシートに。車内空間が広くなり、混雑緩和を実現。
シート端の仕切りは大型の強化ガラスを採用し、座席上には荷棚を新たに設置。また吊り手も増設されました。
座席は座り心地を高めたバケットシートを採用。
1編成に22席設けられている優先席はマゼンダ色となっています。
各車両には2か所ずつ車内防犯カメラが設置されています。
1編成に2か所設けられている車いすスペース。ベビーカースペースとしても利用可能です。
乗降ドアはこれまでの片開き式から両開き式に変更。ドア上には15インチダブル液晶が設置されています。また天井の照明は面全体が均一に発光する面発光LEDを採用。
そして、先日お披露目された都電荒川線「8900形」と同様、車内に「ハート」のつり革があります。
この日暮里・舎人ライナー新型車両「330形」は2015年10月10日にデビューします。
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取材協力:東京都交通局
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