長良川鉄道、観光列車「ながら」導入へ 既存2両を改造、食堂専用車も

  • 公開 2015.11.26

岐阜県の長良川鉄道は11月26日、観光列車「ながら」(2両編成)を導入すると発表した。

既存の2両を観光列車にリニューアル。1両は定員25人の”食堂専用観光列車”、もう1両は定員37人の”観光列車”とする。


長良川鉄道の観光列車「ながら」

長良川鉄道の観光列車「ながら」イメージ


内外装のデザインは工業デザイナー水戸岡鋭治氏が担当。外装色は沿線の自然(緑色)、長良川(水色)、冬の景色(白色)等とコントラストをなすロイヤルレッドを基調とし、内装には岐阜県産材を活用していく予定。


長良川鉄道の観光列車「ながら」車内

長良川鉄道の観光列車「ながら」車内イメージ


観光列車「ながら」の乗車料金は”食堂専用観光車両”は地域の旬の食等の提供を含め1万円以上を想定、もう1両は乗車整理券500円を予定している。

原則週3回の運行とし、別途ゴールデンウイーク・夏休み・春休み等の運行も検討、年間運行開催日130日程度となる見通し。

運行開始は2016年4月(ゴールデンウイーク前)を予定、2016年2月より予約申し込みを受け付ける予定。


長良川鉄道の観光列車「ながら」車内イメージ2

長良川鉄道の観光列車「ながら」車内イメージ


運行開始に伴い「ながら」号に乗務するアテンダントも採用募集中(4名募集予定)のほか、2015年12月からは観光列車サポーターを募集し、車両改装費用の寄付金を募る。


画像提供:長良川鉄道


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