西武鉄道は12月17日、2016年春デビュー予定の観光列車の愛称を「西武 旅するレストラン 52席の至福」とすると発表、あわせて運行概要の一部も発表しました。
「西武 旅するレストラン 52席の至福」とは?
現在、飯能~西武秩父駅間を中心に運行している「4000系」(4両編成1本)をリメーク。52席全ての座席で食事が楽しめる空間になります。3号車の厨房車両はオープンキッチンになっています。
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「52席の至福」外装
外装は、西武鉄道線の代表的な観光地である「秩父」の四季と、自然豊かな秩父や武蔵野を流れる荒川の水をダイナミックに表現しています。
1 号車:「春」芝桜、長瀞の桜
2 号車:「夏」秩父の山の緑
3 号車:「秋」秩父連山の紅葉
4 号車:「冬」あしがくぼの氷柱
「52席の至福」内装
車内のインテリアは、渓谷などの自然をモチーフとしてイメージしています。
また、沿線の伝統工芸品や地産木材を一部に使用。車内とデッキの仕切り(2 号車・4 号車)には、秩父銘仙を使用する予定です。また2号車の天井には柿渋和紙を、4号車の天井には西川材を使用します。
外装・内装デザインは建築家の隈研吾氏が手掛けます。また電車出発後および電車到着前に放送する「車内チャイム」の作曲は音楽プロデューサーの向谷実氏が手掛けます。
また2015年12月17日より「52席の至福」専用ページを公開。乗車の予約も2016年2月1日(月)より同ページ内で受け付けます。
デビューは2016年4月17日(日)。池袋~西武秩父駅間・西武新宿~西武秩父/本川越駅間などを、土休日を中心に年間100日程度運行する予定です。
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画像提供:西武鉄道
いずれもイメージイラストであり、実際のものとは異なります。
・「西武 旅するレストラン 52席の至福」 - 西武鉄道 専用ページ
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