全席レストラン車両で都心から秩父・川越へ! 西武鉄道、観光列車を発表

  • 公開 2015.06.16

西武鉄道はこのほど、「秩父」をモチーフとした”観光電車”を2016年春にデビューさせると発表。ヘッドラインニュースでは既にお伝えしましたが、改めてそのポイントを解説します。


【2015.12追記】西武鉄道のレストラン観光列車「52席の至福」来春4/17デビューへ 運行概要や列車名を発表。


【2016.1追記】西武鉄道のレストラン電車「52席の至福」監修シェフや運行日など発表 料金やダイヤ、予約方法なども


西武鉄道”観光電車”とは?


都心から東京北西部や埼玉県のベッドタウン、そして秩父・川越といった観光地へのアクセスも担っている西武鉄道。

そんな同社が西武線沿線各地域の活性化新しい旅行スタイルの提供を目的として開発を進めている車両です。


西武鉄道 観光列車

西武鉄道「観光電車」外観イメージ


現在、飯能~西武秩父駅間を中心に運行している「4000系」(4両編成1本)をリメーク。

同社は、この車両の開発を「西武鉄道100年アニバーサリーの集大成」と位置付けています。


西武鉄道”観光電車”はココがすごい!


①西武鉄道初の「全席レストラン車両」


「乗って楽しい」「食べて美味しい」をテーマに、全ての座席で食事が楽しめる空間になります。具体的な食事内容などは改めて発表されます。

また、3号車の厨房車両はオープンキッチンスペースがあり、調理する様子などを見ることができそうです。


西武 観光列車 厨房 オープンキッチンスペース

”観光電車”厨房車両オープンキッチンスペースのイメージ


②「秩父」をモチーフ


自然を貫く荒川の水の流れを車両の外観デザインに取り入れ、内装には沿線の伝統工芸品や地産木材を一部に使用。

この内外装デザインについては、先日リニューアルした京王電鉄高尾山口駅などのデザインを手がけた隈研吾建築都市設計事務所が担当します。


西武鉄道 観光列車 車内

西武鉄道”観光電車”2号車オープンダイニングのイメージ


③車内で演奏会・映画上映・結婚式も可能


レストラン列車としてだけでなく、車内演奏会映画上映会、各種体験コーナーの設置、車内での結婚式・披露宴などが開催可能なスペースも備えます。

『国内のお客さまから訪日外国人のお客さままで様々なニーズにあわせた貸切運行も予定している』との事です。


西武 観光列車 食堂車

西武鉄道”観光電車”4号車オープンダイニングのイメージ


どうやったら乗れるの?


列車の愛称名や予約方法などの詳細は未発表。発表され次第、あらためてご紹介します。


運行開始日


2016年春以降を予定。臨時電車として、土休日を中心に年間100日程度の運行を予定


運行区間


池袋~西武秩父駅間・西武新宿~西武秩父駅間・西武新宿~本川越駅間などを予定


【2015.12追記】西武鉄道のレストラン観光列車「52席の至福」来春4/17デビューへ 運行概要や列車名を発表。

【2016.1追記】西武鉄道のレストラン電車「52席の至福」監修シェフや運行日など発表 料金やダイヤ、予約方法なども


画像提供:西武鉄道
※いずれも現在検討中のイメージイラストであり、実際のものとは異なります。


2016年春、「秩父」をモチーフとした観光電車がデビューします! - 西武鉄道ニュースリリース


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