きょう(2016年2月22日)から京急電鉄に台湾の列車のデザインをラッピングした電車が登場しました。
・京急電鉄、台鉄列車のデザインを施したラッピング列車を運行へ(2016/02/17記事)
“青い京急”が台湾の列車風デザインに
早朝の京急線ホームに、なにやらスカート(排障器)の警戒色が目を引く電車がやってきました。
これは京急と中華民国交通部台湾鉄路管理局(台鉄)と2015年2月に締結した「友好鉄道協定」締結1周年記念企画として運行されるラッピング列車です。
対象車両は、主に同線の「快特」や座席定員制列車「Wing」号として使用される「2100形」のうちの1編成(8両)。
「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」(京急ブルースカイトレイン)と呼ばれる編成で、“赤色”が中心の京急で珍しい存在の、”青色”の編成です。
もともとの車体色を生かして…
台鉄で活躍する客車“普快車”と、この「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の車体色が似ていることから、より“普快車”のデザインに近づけるべく、車体、排障器にラッピングを施しています。
こちらが、京急ラッピング車のスカート(排障器)のモチーフとなっている台鉄“普快車”の機関車です。
確かに同じデザインになっていますね。
こちらは、ラッピング車の車体デザインのモチーフとなっている台鉄“普快車”の客車です。
ラッピング車両では、もともとの青い車体を生かし、白い帯をラッピング。さらに実車の客車と同様、車体側面真ん中には、台鉄のマークも。
車両の前後には、友好鉄道協定を記念したヘッドマークも掲出されています。
このラッピングトレインの運行期間は2016年3月26日(土)まで。
この列車の運行状況は前日の14時以降に京急電鉄オフィシャルサイト「KEIKYU WEB」の「特別塗装列車運行予定」や「京急ご案内センター」(TEL:03‐5789‐8686・045‐441‐0999、平日7:30~21:00 土・日・祝9:00~17:00 )にて確認することができます。
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撮影(特記以外):福岡誠
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