新型車両への置き換えが進む首都圏のJR車両。置き換え対象となる従来車両の中には、他の路線で再利用されたり、国内のみならず海外で再活躍する車両もあります。
JR南武線「205系」まもなく海外譲渡完了
JR東日本横浜支社はこのほど、インドネシア共和国への譲渡・技術支援を行っている南武線の従来型車両「205系」について、まもなく譲渡が完了(120両)すると発表しました。
車両のみならず技術支援も
川崎~立川間を南北に結んでいるJR南武線。
2014年から新型車両「E233系」の導入を進めるとともに、2015年4月からは同線の従来車両「205系」のインドネシア共和国・ジャカルタへの譲渡を実施。
さらに乗務員(運転士)による車両の点検・整備に関する支援も行われてきました。そして2015年12月、いよいよ譲渡が完了となります。
”海外でも頑張ってね!”保育園児ら「絵」で応援
2015年11月16日より最終譲渡となる編成には記念のヘッドマークを取り付けて運行。11月30日から12月6日までは南武線沿線の保育園児が描いた応援の「絵」・「塗り絵」を掲出します。
車内に掲出した作品は12月譲渡予定の車両と共に、ジャカルタ首都圏鉄道へ”プレゼント”されることになっています。
南武線「205系」1月ラストラン
また2016年1月9日には同線「205系」の最終運行を迎えます。同支社では「ありがとう運転」の実施も予定しています。
画像提供:JR東日本横浜支社
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