東京~山形を結ぶ山形新幹線「つばさ」(E3系)にこの度、新しい外観となったリニューアル塗装車両がデビューした。
これは、6月14日から開催される「山形デスティネーションキャンペーン(山形DC)」に合わせて変更されたもので、デザイナーは秋田新幹線「E6系」などを手掛けた奥山清行氏。
山形の鳥や花がモチーフ
先頭部を取り巻く印象的なラインとその深い紫色は、鳥類で最も美しいと言われる紫色の飾り羽根をもつ山形の県鳥「おしどり」をモチーフとしている。
蔵王の雪の白色をバックに、帯には県の花である「紅花」の生花の鮮やかな黄色を基調に、染料に加工されるにつれ赤色へ変化していく「紅花」の色の移ろいを先頭部に向けてのグラデーションで表している。
夏には「足湯新幹線」も登場
この新しい塗装、現在順次塗替えをしており、2016年度末頃には全ての山形新幹線「つばさ」がこの塗装となる予定だ。
また、同じく山形新幹線には、2014年夏に史上初の車内に「足湯」や「お座敷」がある観光新幹線車両「とれいゆ」も登場予定。
新しくなる山形新幹線から目が離せなさそうだ。