東京都交通局はこのほど、昭和30年代から運行している従来型車両「7000形車両」の更新に際し、その一部(8両)を廃車とせず、大規模な改修を行い再生させた「7700形車両」を導入すると発表した。
老朽化した「7000形」車両の車体や一部の装置類(冷暖房装置や放送装置等)を再利用するとともに、台車、駆動装置、シート等を更新し、車体デザインの見直しを図っている。
車体デザインについては、同プロジェクトチームの発案により、クラシックモダン調の配色とし、全盛期の都電をイメージしたものとなっている。
2016年5月に2両(みどり色)が運行開始予定。その後2016年度末までに、えんじ(3両)、あお(3両)の順に導入を予定している。
また2016年3月28日12時から14時まで同車の一般公開を予定。詳細はホームページ、ツィッターに掲載される。
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画像提供:東京都交通局
・都電荒川線に7700形車両を導入します 都電荒川線7000形が7700形として生まれ変わります! - 東京都交通局ニュースリリース
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