JR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」車両改造が本格スタート

  • 公開 2020.01.29

2020年1月29日、JR九州の新たなD&S列車(観光列車)「36ぷらす3」の改造が本格的にスタートしました。その様子を写真を中心にレポートします。


改造が本格スタートしたJR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」


「36ぷらす3」って?


九州の全ての県を巡る列車で、木曜日に博多駅を出発し、月曜日までの5日をかけて九州を巡り、各日単位で乗車可能。日中の時間帯に運行し、宿泊設備は備えません。車両は787系電車(6両編成・全席グリーン)で定員は100名程度を予定、かつて営業していたビュッフェも復活します。


関連記事:JR九州、観光列車「36ぷらす3」2020年秋デビューへ 787系ビュッフェ復活(2019/11/21記事)


世界で36番目に大きい島、九州の全県を巡る「36ぷらす3」


この日は、既に一部事前工事が済んでおり本格改造に入る種車の787系車両のお披露目のほか、「36ぷらす3」に携わる社員を集めた社内ミーティングも行われました。


社内ミーティングでは、デザイン担当の水戸岡鋭治氏が挨拶。車両・デザインにかける思いなどを話しました。またJR九州代表取締役社長の青柳俊彦氏による挨拶や、車両関係・営業・サービス関係の社員による決意表明も行われました。


「36ぷらす3」外装改造の様子



「36ぷらす3」車内改造の様子


グリーン車個室があった区画

乗務員室付近


「36ぷらす3」キックオフ会議


会議での発言内容などは最後部の動画でご紹介しています。


JR九州代表取締役社長の青柳俊彦氏による挨拶

デザイン担当の水戸岡鋭治氏もデザインにかける思いを関係者に伝えた

社員による決意表明も行われた



「36ぷらす3」は2020年秋、デビュー予定となっています。

発売方法は①全国のみどりの窓口でも買える通常のきっぷと、②食事が付いた旅行商品としての、2パターンが予定されています。

車両レイアウトや車内イメージなどは、下部の関連記事をご覧ください。



小倉総合車両センターのエントランス



JR九州、黒い787系「36ぷらす3」の車両レイアウト発表(2019/12/20記事)






記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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