【おうちで電車旅③】スマホ1つで伊豆の旅!「Izuko イズコ」フェーズ3使ってみた

  • 公開 2021.03.20
  • Posted by 亜美

連載【おうちで電車旅】

2020年取材の未掲載カットを中心に構成してお届けします。旅気分で出発進行!


2020年11月27日、スマホ1つで伊豆の旅ができる「Izuko イズコ」を使って伊豆下田エリアを観光してみました。



今回は"鉄分"(鉄道成分)少なめですが、旅気分をお楽しみください♪


Izuko イズコって?


スマホ1つキャッシュレス&見せるだけの伊豆旅ができるサービス。


Izukoで変わる伊豆の旅のイメージ(フェーズ1開始時の東急ニュースリリースより。今回はフェーズ3)


例えば画面を見せるだけで鉄道やバスに乗れるデジタルフリーパスや、観光施設の割引料金チケット食事/体験チケットがキャッシュレスで決済・利用できたり、AIオンデマンド交通に乗ったりすることができます。


現在(2021年3月31日まで)フェーズ3の実証実験が行われていて、誰でも参加(サービス利用)することができます。


実際に使ってみた


今回は「ひがしイズコ」というデジタルパスを購入してJR熱海駅から旅のスタートです。


このひがしイズコは熱海~伊豆急下田駅までの普通電車と、稲取・河津・下田エリアの路線バス、さらに「くろふね号」まで2日間乗り放題で大人1人3,800円(税込)。



…と、早速ですが今回のIzuko『フェーズ3』の新しい試み!

これまでIzukoのデジタルパスで電車を乗り降りする時は、有人改札を通って係員に画面を見せる必要がありました。今回伊東線ではQRコード対応機器を熱海・来宮・伊東の3駅に初めて設置。かざすだけで改札口をすう〜っと通れる!



伊豆急行線直通列車に乗って、伊豆急下田駅へ。特急サフィール踊り子号(写真左)と観光列車ザ・ロイヤルエクスプレス(写真右)が並んで停まってる!



改札を出るときはIzukoサイトの「Myチケット」から開いて「ひがしイズコ」画面を掲示します。

さて、電車を降りた後の交通もそのままIzukoにお任せ。下田エリアで走っているオンデマンド交通を予約してみましょう。



予約はIzukoサイトのくろふね号メニューを開いて行きたい場所を選択、またはマップよりマークをタップするだけで出発地・目的地の設定ができます。(ラクラク!)


希望時間や人数を入れると予約完了。配車の時間や想定乗車時間も表示されて、旅の計画が立てやすいです。



伊豆急下田駅前のロータリーにあるIzukoマークの停留所に、黒バージョンのくろふね号が到着!画面を見せて、乗り込みます。



くろふね号の車内は衛生対策もしっかり行なっています。ジャンボタクシー車両を5名定員とし、マスク着用・乗客同士の間隔をあけています。



目的地付近に到着しました。ありがとうございました!



本日の観光体験その1。「豆州庵」で静岡の地酒3種の飲み比べ

出発前(3日前まで)に予めIzuko画面から予約済みの観光体験チケットを店員さんに見せます。確認後、スライドを右へ動かし、使用します。



静岡地酒7種類の中から3種類選べました。なみなみが嬉しい。筆者のように1人で来ても全然楽しめます。今回飲み比べたのは、ガツンとくる「黒船マシュー」(辛口特別純米酒:下田産お米キヌヒカリ使用)・みかんつぶ入りの「静岡あらごしみかん酒」(静岡限定)・さらっと飲みやすい「下田美人」(本醸造)の3種類。



さて、ひがしイズコのマップを見ながら、次の観光体験「Bar Naminami」へ歩いて向かいます。



金目鯛のアクアパッツア。

今回は取材の関係で先にお料理を頂きましたが、実際は後ほど伺う下田漁港見学時に自分で選んだ金目鯛を調理してもらえるという、Izukoだけのオリジナル観光体験チケットなのです!



続いて「金目鯛とクレソンのパスタ」 。クリスマスをイメージ創作したシェフオリジナルパスタとのことです。



こちらが、本来はお料理の前に見学できる下田漁港です。なお、「Izuko」対象のお店・施設にはピンク色ののステッカーが提示されています。



下田市魚市場で貸出の長靴に履き替えます。滑るので気をつけて歩きます。



下田キンメの水揚げの様子!天候で量や質の状況は変わります。



下田キンメの入札の様子も見学できます(取材時は漁獲が少なかったようです)。

普段は関係者以外入れない場所。Izukoじゃないとできない体験。



さて、次は下田キンメを使った下田バーガー「食べらっせい!」を頂きます。その厚さは7センチ。Izukoを使うとドリンクサービス付きでお得に。


お腹いっぱいになり、そろそろ伊豆急下田駅に戻ります。帰りも「くろふね号」を呼びます。



予約時間に到着。行きと違うデザインの車ですね。地面には停留所サインもあります。伊豆急下田駅へ。



このひがしイズコは熱海~伊豆急下田駅までの普通電車と、稲取・河津・下田エリアの路線バス、さらに「くろふね号」まで2日間乗り放題で大人1人3,800円(税込)。



帰りの伊豆急下田駅で電車をパチリ。期間限定の姿の伊豆急の車両もいました。


未来の乗り物「いずきゅんIzuko号」


2020年12月17日から25日まで、伊豆高原駅周辺では遠隔型自動運転モビリティの実証実験「いずきゅんIzuko号」も運行されました。



この自動運転バスも「Izuko」から予約して乗ることができました。



実証実験のため、運転席・助手席には担当者が乗車。沢山のカメラ・機器が付いています。踏切で、伊豆急行リゾート21キンメ電車と遭遇!



「いずきゅんIzuko号」をはじめ、1ヶ所から複数都市の車両を遠隔監視できるコントロールセンターです(期間中のみ仮設)。



遠隔管理者(写真手前)が映像を切り替えながら監視チェック。歩行者や交通事情をみたり、自動運転システムが機能しているか確認していました。


Izuko『フェーズ3』のポイントと所感


担当者によると、今回のIzuko『フェーズ3』の最大ポイントは、フェーズ2よりさらにエリアが広がったこと。湯河原から静岡空港など牧之原市まで、『現時点で日本最大のMAAS』とのことです。東伊豆のみならず西伊豆もIzukoで楽しめます。観光メニューも6倍に増大、クレジット払い以外にモバイルスイカ等も使えるようになりました。また密を避けられるよう、リアルタイム施設混雑状況表示機能も搭載されました。(MAASについてはフェーズ2の記事も併せてご覧ください。)


今回Izukoフェーズ3「ひがしイズコ」で下田エリアを実際に回ってみたポイントとしては、


  • Wi-fi環境が少なめ。Izuko利用中はスマホをよく使うことになり、バッテリーを消費するのでモバイルバッテリー等があると安心。
  • Izukoはアプリではなくブラウザ(Webサイト)なので、ブックマーク登録して使うと便利。
  • 漁港見学して、自分で金目鯛を選び、それを料理して食べられる…こんな体験できるのはイズコだけ!
  • 下田内をラクラク移動できるオンデマンド交通。到着時間をカウントダウンしてくれるので、ストレスフリー。

また、気になった点としては、


  • Izukoオリジナルの観光体験は魅力的な内容が多い。が、その内容がちょっと検索しにくい。
  • 観光チケットの予約は3日前まで→実際使う側としたら少し使いにくい。せめて前日の夕方までだと使いやすい(現在の情勢もあり体調や天候も見て判断したい)
  • PCのIzuko公式ページでは、QRスマホに誘導していますが、もう少し具体的な内容・写真等パソコンでも見られるようにしてほしい。おパソコンで初見だとIzukoが何かいまいちわかりにくいのでは。

などがありました。

しかし、前回のフェーズ2からさらに内容も充実、一部改札のQRコード対応など前回感じた課題・惜しいポイントが改良されていて、より実用に磨きがかかったことを感じました。近い将来、ますます伊豆の旅がラクで楽しくなるのではないでしょうか!


記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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