想像以上に手作り!

【潜入レポ】「新幹線ドーナツ」を作っているミサキドーナツ工場を見てみた

  • 公開 2021.06.09
  • Posted by 福岡 誠

JR東海は2021年3月より、お取り寄せサイト「いいもの探訪」にて神奈川県特集がスタート。その中でも注目なのが、新幹線カラーのドーナツなどが入った「新幹線ドーナツセット」!



白ボディに青ラインの東海道新幹線、黄色いドクターイエロー、初代新幹線「0系」の“顔”をモチーフとした可愛らしいオリジナルドーナツが入っています。


このドーナツを製造しているのは、神奈川県のドーナツ専門店「ミサキドーナツ」。今回はこの新幹線ドーナツを作っている製造現場に潜入してきましたので、写真でご紹介します!


「新幹線ドーナツ」の製造現場


案内して下さったのは製造チーフの恵美 麻稀(えみ まき)さん


ドーナツ工場と聞いて、製造ラインのようなものをイメージしていたら1個1個生地から手作り!



ベースとなるドーナツが完成


ホワイトチョコで新幹線の白いボディを再現


『できるだけ天然の色にこだわった』とのことで、青色は花由来の「バタフライピーパウダー」を使用


新幹線ぽくなってゆきます


ドクターイエローの黄色は、ホワイトチョコにターメリックパウダーをまぜたもの


0系新幹線の『青』を表現します…!


真ん中にクッキーの『お鼻』をつけて、ライトを描けば…初代新幹線「0系」だ!


新幹線ドーナツ3種類が完成



新幹線ドーナツ誕生秘話


JR東海の担当者によると、同社沿線お取り寄せサイト「いいもの探訪」で新たに『神奈川県』の"いいもの"を取り扱うことになり、県内で人気の「ミサキドーナツ」に声を掛けたとのこと。


さらに目玉として、新幹線のオリジナル商品を作れないかと相談。実車の画像をもとに試行錯誤し実現したとのことでした。



恵美さんによると、ミサキドーナツは『手作り感』『生地の中に素材が入っている』『解凍しても揚げたてのような美味しさ(通販は冷凍で届くので常温で1〜2時間自然解凍)』がポイントとのことです。


0系ドーナツは『このライトの垂らし方で表情が決まる』とのこと。手作りならではのエピソードも教えて下さりました。



この新幹線ドーナツが入った「新幹線ドーナツセット」はJR東海のお取り寄せサイト「いいもの探訪」で買うことができます。新幹線N700Sをデザインしたトートバッグが付いたセットもありますよ!


レストラン・ラマーレ



このほか「いいもの探訪」神奈川県特集では、葉山エリアにある「レストラン・ラマーレ」の系列洋菓子店「ラ・マーレ・ド・チャヤ」の濃厚な味わいのガトーショコラ「ショコラ・カロ」も販売しています。


ガトーショコラ「ショコラ・カロ」


葉山には美術館も


ちなみに同じ葉山エリアには、JR東海生涯学習財団が運営する美術館「山口蓬春記念館」や、「神奈川県立近代美術館」などもありますよ。


「山口蓬春記念館」


晩年には皇居新宮殿の杉戸絵も手掛けた日本画家のアトリエがそのまま残り、息遣いを感じることができる


時代の変化や年代を重ねるごとに変わってゆく画風も見どころ


作品のモチーフとなった道具なども残っており、作品を眺めるだけの美術館とはまた違った、ストーリー体験ができる


四季折々の花や木々を配した美しい庭園散策も楽しめる


山口蓬春記念館の詳細は、鉄道新聞の過去記事「JR東海が神奈川県・葉山に美術館!? 山口蓬春がスゴい人だった」もぜひ併せてご覧ください!


道路挟んで向かいには「神奈川県立近代美術館」


日本初の公立近代美術館で、担当者によると現在15,000件の所蔵コレクションがあるそう


リンク


いいもの探訪 神奈川県の「いいもの」の特集ページ


LA MARÉE レストラン・ラマーレ


山口蓬春記念館


神奈川県立近代美術館


記事内の情報は全て掲載時点のものです。

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