東武鉄道の日比谷線直通用新型車両「70000系」のお披露目が行われましたのでその様子をレポートします。
東武鉄道「70000系」とは?
東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーライン相互直通運転の新型車両で、両社協議の上、東京メトロ「13000系」(2017年3月本格デビュー)と基本的な仕様を揃えているのが特徴です。
例えば両者とも「4ドア7両編成」であること、フリースペース・優先席の位置、座り心地アップ・騒音ダウン、ドア上に3画面ワイド液晶設置といった仕様が共通です。2車両の共通の概要・ポイントはこちらの記事も併せてご覧ください。
東武鉄道「70000系」レポート
「70000系」の車内外の様子を写真を中心に随時お伝えします。
70000系外観
写真左が東武鉄道「70000系」、右が東京メトロ日比谷線「13000系」です。
この2車両、基本的な部分の仕様は統一されていますが、外観デザインはそれぞれ独自のものになっています。
車体のラインは既存車両「20000系」のマルーン色を2色の原色に再精製し昇華させた「イノベーションレッド」と「ピュアブラック」の2色を使用しています。
写真左が既存車両「20000系」、右が新型車両「70000系」です。
各号車の側面車端部にはドットのアクセントが入っています。
70000系車内
先述の通り東京メトロ日比谷線「13000系」と基本的な仕様は同一ですが、床や座席の色、その他細かい内装は異なっています。
車いす・ベビーカーを利用の方や、旅行等で手荷物が多い乗客に配慮し、全車両にフリースペースを設置。また車端部の座席は全て優先席となります。
車両間のガラスドアにはスカイツリーライン沿線のイラストが描かれています。
関連リンク
仕様も”相互直通”に!東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーラインの新型車両デビューへ(2車両の特徴など。2015/06/17記事)
クリスマス先行デビュー!日比谷線の新型車両 「13000系」に乗ってみた【乗車記】(2016/12/23記事)