2020年8月28日、伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)」北海道運行がスタートしました。その様子を写真を中心にレポートします。
動画はこちら(1分48秒)
ザ・ロイヤルエクスプレス(北海道運行)って?
2017年7月21日にデビュー。普段はJR横浜~伊豆急下田間などを運行する豪華観光列車。観光列車としては最大級の8両編成で、煌びやかな車内で食事や生演奏を楽しめる列車です。
JR北海道・JR東日本・東急電鉄・JR貨物の4社が観光振興と地域活性化を目的として2019年に立ち上げた観光列車の走行プロジェクトの一環として、同車両を使った北海道でのクルーズ運行が決定。東急が旅行商品の造成・販売・車内サービス等を行い、JR北海道が列車の運行に協力します。
具体的には、ザ・ロイヤルエクスプレスを5両編成に短縮の上、東急がJR東日本より譲受した電源車1両(列車内電力供給用)を連結。北海道では多くの非電化区間を走るためJR北海道のディーゼル機関車2両(重連)でけん引します。
ザ・ロイヤルエクスプレス、札幌を発車
運行初日となる8月28日、始発駅の札幌駅では出発式が行われ、東急社長や北海道知事の挨拶、テープカット、札幌駅長による出発合図が行われました。
そして「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」1番列車が札幌駅を出発しました。
ザ・ロイヤルエクスプレスの北海道運行「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」は札幌を出発後、十勝エリアや知床エリア、旭川・富良野エリアを列車やバスなどで巡り、札幌へ戻る3泊4日の周遊プランを3回催行予定。また2021年夏にも計7回運行する予定となっています。
札幌駅出発シーン
4日間各地の走行シーン
映像提供:東急㈱
車窓・車内の雰囲気
映像提供:東急㈱