このほどJR中央快速線E233系グリーン車が完成、姿を現しました。
グリーン車は2階建て車両で、東京駅における短時間での折返しや各駅でのスムーズな乗降を可能とするため、グリーン車の乗降ドアがこれまでの関東圏JRの普通列車グリーン車のような『片引きドア』ではなく『両引きドア』となっています。
中央線(快速)の多くが現在1編成あたり10両編成。2両グリーン車が連結されることにより、1編成あたり「12両編成」となります。
JR中央快速線グリーン車は、2023年度末サービス開始予定となっています。グリーン車運行区間および列車は下記の通り。
- 中央快速線(東京~大月間):E233 系通勤電車(オレンジ帯の電車)で運行する全ての列車
- 青梅線(立川~青梅間):中央快速線と直通運転を行う全ての列車
サービス開始は2023年度末を予定していましたが、世界的な半導体不足の影響を受け、少なくとも1年程度遅れる見込みです。 具体的なサービス開始時期については、決まり次第発表されます。