川崎~立川間を結ぶJR南武線で1月9日、従来車両「205系」が引退しました。同日は「ありがとう運転」として、臨時の快速列車が運行されました。
引退した南武線「205系」、インドネシアでも再活躍中
JR南武線は2014年10月より順次、新型車両「E233系」を導入。これに伴い従来車両「205系」が置き換わり、このたび完全引退となりました。
南武線で活躍していた「205系」のうち120両については2015年4月から12月までインドネシア共和国・ジャカルタへの譲渡を実施。さらに乗務員(運転士)による車両の点検・整備に関する支援も行われてきました。
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川崎~登戸間を走った「ありがとう運転」
1月9日に運行された「ありがとう運転」は、同線「205系」最後の1編成(6両)を使用し川崎~登戸間を臨時快速として運行。
先頭車には記念のヘッドマークが取り付けられました。
川崎駅を10時43分に出発、終点の登戸には11時8分に到着しました。
また、川崎駅をはじめ南武線の主な駅(6駅)では、社員が撮影した「南武線205系車両の写真展示」も2016年1月31日まで行われています。
取材協力:JR東日本横浜支社
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