JR東日本はこのほど、新幹線の試験⾞両「ALFA-X」のデザイン・開発状況を発表した。
2種類の新たな先頭車両の形状を製作し、トンネル突入時の圧力波の抑制を目指す。特に10号車先頭車は先頭長を従来よりもさらに長くすることで、トンネル突入時の圧力波を抑えて環境性能を追求する。カラーリングは周囲の色を取込む明るいメタリックのボディに爽快感のあるグリーンの帯を合わせる。
同車両には地震時により早く止まるための開発品や脱線しにくくさせるための開発品・台車の異常状態を把握するシステム・着雪しにくい車体構造・動揺防止制御装置・2種類の低騒音パンタグラフ・地上設備や車両の各機器をモニタリングする装置などを搭載する。
試験⾞両は2019年5⽉に落成予定。開発状況など詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。
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