西武鉄道は3月14日、2018年度に新型特急車両を導入すると発表した。
2012年度より実施している西武鉄道100年アニバーサリーの集大成である観光電車「52席の至福」、新型通勤車両40000系とともに、次の100年に向けたこれからの西武鉄道のフラッグシップトレインとして特急車両を新造。
特急車両の新造は、現在運行している10000系車両“ニューレッドアロー”の登場から25年ぶり。
新型特急車両は、これまでにない新しい発想の特急車両をつくるために、世界で活躍する建築家・妹島和世氏にデザインコンセプトの策定、外観・内観のデザインを依頼する。
通勤・通学や観光利用などさまざまな乗客に満足してもらう特急車両の実現を目指し、乗車することはもちろん、風景に溶け込んでゆく車両の姿を見るだけでも楽しくなるような新型特急車両にするという。
その上で、デザインコンセプトは
①都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急
②みんながくつろげるリビングのような特急
③新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急
としている。
導入両数は56両(8両×7編成)、制作会社は日立製作所。2018年度の運行開始を予定しており、具体的な運行開始日は、あらためて発表される。
関連記事
西武鉄道、新型特急の基本デザインを発表(続報。2017/6/13記事)
・西武鉄道のレストラン電車「52席の至福」監修シェフや運行日など発表
・進化した”スマイルトレイン” 西武鉄道、新型車両「40000系」デビューへ
画像提供:西武鉄道
・2018 年度、新型特急車両が走り出します! - 西武鉄道ニュースリリース
・鉄道ニュース@鉄道新聞 - Twitter
・鉄道ニュース@鉄道新聞 - Facebook
・@tetsudoshimbun - 公式Twitter
・鉄道新聞Facebook - 公式Facebook