2020年もあとわずか。今年はとりわけ各地で色々な列車・車両がデビューしました。その中でも新幹線・特急・観光列車を中心に、筆者が特に注目した5つの列車をピックアップし、ご紹介します。
5選の各列車の紹介文の後には、代表する関連記事のリンクも載せていますので、ぜひ併せてご覧ください。
近鉄「ひのとり」
3/14デビュー 新型の名阪特急
大阪~名古屋を結ぶ近鉄の新しい"名阪特急"。プレミアム車両は全席3列シート、レギュラー車両にもバックシェルを設置。1・6号車にはコーヒーサーバーなどを設置した「カフェスポット」を設けています。
近鉄新型名阪特急「ひのとり」お披露目
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JR東日本「サフィール踊り子」
3/14デビュー 新型の豪華伊豆特急
東京・新宿~伊豆急下田間を結ぶ新しい伊豆特急。同社初のプレミアムグリーン車(1+1列)やグリーン個室車両、“麺”が楽しめる「カフェテリア」車両、グリーン車を連結しています。
JR東海「N700S」
7/1デビュー 東海道新幹線のフルモデルチェンジ車
N700系以来13年ぶりの”フルモデルチェンジ車”。普通車も全座席にコンセントを装備、リクライニング時の座り心地もアップ。地震などで停電しても安全な場所まで移動走行できる大容量バッテリーも搭載しています。
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JR西日本「WEST EXPRESS銀河」
9/11デビュー 夜行列車にもなる新たな長距離列車
JR西日本の新たな長距離列車。期間により京都~出雲市の夜行特急、大阪~下関の昼行特急などとして運行されています。リーズナブルな料金でありながら、寝台列車さながらの多彩な設備を誇ります。
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JR九州「36ぷらす3」
10/15デビュー 九州全県を巡る観光特急
九州の全ての県を5日かけて巡る列車で各日単位で乗車可能。博多~西鹿児島(現・鹿児島中央)を結んでいた特急「つばめ」用車両を改造、かつて営業していたビュッフェが復活。1号車個室と6号車グリーン席の床は畳が敷かれています。
JR九州 黒い787系「36ぷらす3」お披露目 九州全県を巡る観光列車
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他にもたくさん
このように『力の入った列車』が多くデビューしました。
その他にも、3月14日にはJR北海道「H100形」・つくばエクスプレス「TX-3000系」・JR西日本 特急はるか新型車両「271系」やJR九州ハイブリッド車両「YC1系」がデビューしたほか、3月26日には小田急電鉄「5000形」がデビュー。
6月6日には東京メトロ日比谷線・東武直通座席指定制列車「THライナー」、7月4日にはJR四国の観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」や、しなの鉄道の新型車両「SR1系」、7月18日にはJR四国「土讃線アンパンマン列車」がデビュー。
また10月17日にはJR北海道キハ261系多目的特急車両「はまなす編成」、12月21日にはJR横須賀・総武快速線用新型車両「E235系」がデビューするなど、本当に様々な列車・新型車両がデビューした1年となりました。